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【質問】UI/UXデザイナーのMacの選び方2025。AI時代の作業に必要なPCスペックは?
質問

【質問】UI/UXデザイナーのMacの選び方2025。AI時代の作業に必要なPCスペックは?

2025
12
04
スキルを上げて、創造のための武器を手に入れよう
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コミュニティの#timesで「Macを購入したいけど、デザイナーの業務的にどういうスペックが必要なんだろ〜?」という投稿を見かけたのでガッツリまとめてみました🙋

予算や何年使うのか?によって変わるのですが、どう考えるとよいのかをまとめています。個人的にはMチップのMacなら何でも良いと思ってたんですが、自分でMacbook Airを使ってみて”ちょっと不満あるな...”という感想もまとめて書いてみました🙋

結論:性能はベンチマークで、AI時代のメモリは16GB以上

Mac選びの結論としては16GB以上のメモリを積んだM2以上のMacBook がおすすめです。

デザイナーの作業として、Figmaの他にAI時代はCursorやクリエイティブ系のアプリケーションなどを同時に開き、AIにタスクを複数お願いしながら本タスクを進めるようなワークフローが考えられます。

そうなる場合はメモリがないともっさりした挙動になるため中期で見た時に買い替えの検討にあがります。

この背景をPC選びで悩む方が見てもわかるように僕なりの考え方を以下のように展開していきたいと思います🙋

  1. PCのスペックは評判ではなくベンチマークで判断する
  2. AI時代のデザイナーのPC作業
  3. 料金とMacBook候補

パソコンの性能を判断するには?→ベンチマークで!

PC選びはブランドや評判などの定性評価で で決めるより ベンチマーク(性能の数値化) で比べたほうが正確です。

  • CPU:どれだけ複数タスクを高速に処理できるか
  • GPU:AI生成処理、画像・動画生成、プレビュー描画など
  • メモリ:同時に開けるアプリの量や、AI生成の安定性
  • SSD:プロジェクトの読み込み速度、重いアセットの扱い

UIUXデザインは "軽い" と思われがちですが、これからはUIだけ作るのではなく、コードベースでプロトタイピング、ドキュメント作成もAIと、など複数のアプリケーションを動かしながら自分の本タスクを実行するワークフローになっていきます。

例えばFigma × コーディング × AI生成 × ブラウザ × Notion の同時稼働になると、

一般的なノートPC(特にメモリ)では気になる点が出るのが早くなってしまう可能性があります

だからこそ、性能を数字で見るのが一番早いです。見かけではなくフリーザのようにスカウターでしっかり能力値を確認しましょう。(フ「ふふふ、私の戦闘力は53万です」)

ベンチマークについてはgeek benchというサイトで数値が確認できます。AIに調べてきて、と言えば大体正確な数値を拾ってきてくれるんじゃないでしょうか。

質問したメンバーのWindows機のベンチマーク(予想)

質問してくれたBONOメンバーのPCの数値をGPTに分析してもらいました。正確ではないでしょうがおおまかな指標とした持てます。

結果は以下です。

今の構成:

  • CPU:i5-12400 → PassMark 約 18,000
  • GPU:RTX 3060 Ti → ノート内蔵GPUより圧倒的に強い
  • メモリ:16GB

これは、

Figma・ブラウザ・VSCode・AI推論ツールなどの複数並行作業を"デスクトップとしては普通にこなせる" クラス。

冷却も充分にあるため、性能を長時間維持できるのがデスクトップの強みです。

Mac側でいうとどのレベルか?

  • CPU:i5-12400 はM1〜M2 Air 付近〜少し上
  • GPU:RTX 3060 Ti ≫≫ MacBook Air / Pro の内蔵GPU

UI/UXデザイナーが今後やる作業から必要スペックを考える

これからデザイナーはUI/UX業務×AIコード×ブラウザ多重タブ で仕事をすることが予想されます。すでにFigmaのデザインモードだけではなくFigmaMakeを触りながら仕事をしたり、Cursorなどのエディターでコードを使ってAI生成をしたりする現場も徐々に増えていますし、オーソドックスになるでしょう。

つまり、メイン作業はFigmaやドキュメント書いたりするその裏で、AIでUIパターンを出させるのをまわしていたり、並列で作業することが今よりも増えていくと予想されます。

このことを想定すると、M1/M2 Air の「8GB / 256GB」では、動かないわけではないですが動作に不満が出る可能性のあるスペックだと考えます。例えるならMacBook Air 8GBは"学習ならOK・実務だと不足になる可能性がある" という位置付け です。

AIを使ったデザイン・クリエイション作業を想定して、数年先でも問題なく稼働するMacを購入する、という前提に立つと、GPTといっしょに予測した必要スペックはこうなります。

※こんなにもりもり同時に作業しないとは思いますので一応最も稼働させたケースだと思ってください。

● Figmaでのデザイン

→ CPU・メモリ依存。最低でも 16GB

→ Chrome大量タブを開くため メモリ必須

● Figma Make・AI生成でUI生成

→ GPUとメモリは重要。Airの8GBだとかなり詰まる。

● AIコード生成(エディタ+ローカルブラウザ)

→ メモリ16GB必須。→ 割とCPU/GPUも回す。

● Notion+Slack+ブラウザ多重

→ メモリ消費が激しい。→ 仕事でSlackとブラウザは確実に利用する。

● AI動画・アニメ生成ツール

→ やるかどうかは別れるかもだけど、興味があるならGPU性能を可能なかぎり強くしておきたい。→ 業務でやる可能性は低いが、Figmaもこのあたりの機能を出すのが確定しているので、興味で触って活用する未来はAIでハードルが下がっている

● 将来的な技術領域(3年目以降に開発もやる)

→ エディター・Docker・ローカルサーバーなどが増えて、メモリとSSD速度が重要になる

予測の結論

ざっくりいうとM1,M2のMacBook Airの8GBでは全然作業できるけど、少し不満が出る可能性があるモデル。可能ならメモリは16GB以上、チップはM3相当以上(M2Proチップなども可)だと安心です。

参考:カイクンM2 Air 8GBを使っていた時期もあります

僕も2024年に持ち運び用の軽いM2Air 12inch 8GBを購入して外作業で愛用していました。ただ少し作業のもっさり感を感じたのと、画面の小ささがネックで、M4 Max 24GBのMacBook Proに買い替えて作業PCを1つにしました。

(スペックは四年前に購入したM1 Max 32GBのスペックで全く問題がなくサクサク動いてくれたため、そのスペックに近いものに買い替えました)

このときそこまでAIをまだ回してない時期でも個人的な体験では”少しもっさりするなー”という感覚はありました。

要望別:この前提から考えるおすすめ Mac

🔶パターンA:予算20万円以内で最適解を狙う(現実的ベスト)

→ MacBook Air M3 / 16GB / 512GB

これは本当にちょうど良い。

  • CPU性能は M1/M2 より明確に上
  • メモリ16GBで AI生成+Figma+ブラウザを同時に回せる
  • SSD 512GBはAIやプロトタイプ、開発で超重要
  • 軽くて持ち運びがしやすい
  • 価格も20万円ギリ以内で収まることが多い

"Figma × AI × コーディング × ノートPC" のバランスとして最もコスパが良いモデル。

🔶パターンB:もう少し将来の負荷も見据える(最高の実務バランス)

→ 14インチ MacBook Pro M3 Pro / 16GB / 512GB

本当はこれが「理想」。

  • GPU性能がAirの2〜3倍
  • AI動画生成・AIアニメ生成の速度も安定
  • 冷却が強いので長時間の作業でも"性能が落ちない"(Proはファンが付いてる)
  • 将来的な開発作業(Docker / ローカルサーバー / 大規模プロジェクト)にも耐える
  • Figmaやブラウザの多重タブに強い

ただし、20万円は確実に超えるので

「予算優先ならAir M3 16GB」

「将来投資ならPro M3 Pro」

という選び方になります。

🔶パターンC:最安だけど購入費用抑える目的じゃないとおすすめしない

→ MacBook Air 8GB(M1/M2/M3)

これは学習用ならOKだけど、

  • AI生成
  • 複数アプリ同時作業
  • 開発領域
  • Figma+ブラウザ大量タブ

はもちろん動く。けど少し性能的に厳しくなりやすい。2年以内に買い替えになる可能性がある程度高めと予想。まずMacを持つならアリ、将来を考えるなら怖い選択肢と考えます。

3つパターンを出してみました!

新品で買うのもいいですし、買い替え前提ならメルカリの中古を狙っても良いでしょう。Mチップになってから電池持ちがかなりいいので状態悪いもの以外ならそこそこ使えるはずです

(4年間、高スペックのMacBook使っていたけど、あと2年ぐらい使えるイメージがありました)

結論

UI/UXデザインは「軽い作業」じゃなくて、Figma・AI生成・コード・ブラウザ・Notionなど"複数ツールを同時に動かす" ワークフローになります。

そして、今後のUIUXデザイナーはAIを使って作業することが当たり前になる ので、メモリ・CPU・GPUの余裕があるPCが必要です。その前提で、僕ならこう答えます

購入費用を出しつつ抑えるなら:MacBook Air M3 / 16GB / 512GB 以上のスペック

  • Figma、AI生成、コーディング、ブラウザ多重
  • 全部"現実的に快適"に動く
  • 軽くて持ち運びやすい
  • コスパが最強ライン

将来の負荷まで含めて最強にしたいなら:MacBook Pro M3 Pro / 16GB / 512GB

  • AI生成を常に使うならProのほうが安定
  • 動画・アニメ系AIでも強い
  • 3~5年使う前提なら最も安心
  • 冷却性能がデスクトップ級なので性能が落ちなら

あとは予算も含めて検討してみましょ〜〜!新品じゃなくてもメルカリの状態の良い中古、Macの**Mac整備済製品などを求めるといいとはおもいます💡**

コミュニティの#timesで「Macを購入したいけど、デザイナーの業務的にどういうスペックが必要なんだろ〜?」という投稿を見かけたのでガッツリまとめてみました🙋

予算や何年使うのか?によって変わるのですが、どう考えるとよいのかをまとめています。個人的にはMチップのMacなら何でも良いと思ってたんですが、自分でMacbook Airを使ってみて”ちょっと不満あるな...”という感想もまとめて書いてみました🙋

結論:性能はベンチマークで、AI時代のメモリは16GB以上

Mac選びの結論としては16GB以上のメモリを積んだM2以上のMacBook がおすすめです。

デザイナーの作業として、Figmaの他にAI時代はCursorやクリエイティブ系のアプリケーションなどを同時に開き、AIにタスクを複数お願いしながら本タスクを進めるようなワークフローが考えられます。

そうなる場合はメモリがないともっさりした挙動になるため中期で見た時に買い替えの検討にあがります。

この背景をPC選びで悩む方が見てもわかるように僕なりの考え方を以下のように展開していきたいと思います🙋

  1. PCのスペックは評判ではなくベンチマークで判断する
  2. AI時代のデザイナーのPC作業
  3. 料金とMacBook候補

パソコンの性能を判断するには?→ベンチマークで!

PC選びはブランドや評判などの定性評価で で決めるより ベンチマーク(性能の数値化) で比べたほうが正確です。

  • CPU:どれだけ複数タスクを高速に処理できるか
  • GPU:AI生成処理、画像・動画生成、プレビュー描画など
  • メモリ:同時に開けるアプリの量や、AI生成の安定性
  • SSD:プロジェクトの読み込み速度、重いアセットの扱い

UIUXデザインは "軽い" と思われがちですが、これからはUIだけ作るのではなく、コードベースでプロトタイピング、ドキュメント作成もAIと、など複数のアプリケーションを動かしながら自分の本タスクを実行するワークフローになっていきます。

例えばFigma × コーディング × AI生成 × ブラウザ × Notion の同時稼働になると、

一般的なノートPC(特にメモリ)では気になる点が出るのが早くなってしまう可能性があります

だからこそ、性能を数字で見るのが一番早いです。見かけではなくフリーザのようにスカウターでしっかり能力値を確認しましょう。(フ「ふふふ、私の戦闘力は53万です」)

ベンチマークについてはgeek benchというサイトで数値が確認できます。AIに調べてきて、と言えば大体正確な数値を拾ってきてくれるんじゃないでしょうか。

質問したメンバーのWindows機のベンチマーク(予想)

質問してくれたBONOメンバーのPCの数値をGPTに分析してもらいました。正確ではないでしょうがおおまかな指標とした持てます。

結果は以下です。

今の構成:

  • CPU:i5-12400 → PassMark 約 18,000
  • GPU:RTX 3060 Ti → ノート内蔵GPUより圧倒的に強い
  • メモリ:16GB

これは、

Figma・ブラウザ・VSCode・AI推論ツールなどの複数並行作業を"デスクトップとしては普通にこなせる" クラス。

冷却も充分にあるため、性能を長時間維持できるのがデスクトップの強みです。

Mac側でいうとどのレベルか?

  • CPU:i5-12400 はM1〜M2 Air 付近〜少し上
  • GPU:RTX 3060 Ti ≫≫ MacBook Air / Pro の内蔵GPU

UI/UXデザイナーが今後やる作業から必要スペックを考える

これからデザイナーはUI/UX業務×AIコード×ブラウザ多重タブ で仕事をすることが予想されます。すでにFigmaのデザインモードだけではなくFigmaMakeを触りながら仕事をしたり、Cursorなどのエディターでコードを使ってAI生成をしたりする現場も徐々に増えていますし、オーソドックスになるでしょう。

つまり、メイン作業はFigmaやドキュメント書いたりするその裏で、AIでUIパターンを出させるのをまわしていたり、並列で作業することが今よりも増えていくと予想されます。

このことを想定すると、M1/M2 Air の「8GB / 256GB」では、動かないわけではないですが動作に不満が出る可能性のあるスペックだと考えます。例えるならMacBook Air 8GBは"学習ならOK・実務だと不足になる可能性がある" という位置付け です。

AIを使ったデザイン・クリエイション作業を想定して、数年先でも問題なく稼働するMacを購入する、という前提に立つと、GPTといっしょに予測した必要スペックはこうなります。

※こんなにもりもり同時に作業しないとは思いますので一応最も稼働させたケースだと思ってください。

● Figmaでのデザイン

→ CPU・メモリ依存。最低でも 16GB

→ Chrome大量タブを開くため メモリ必須

● Figma Make・AI生成でUI生成

→ GPUとメモリは重要。Airの8GBだとかなり詰まる。

● AIコード生成(エディタ+ローカルブラウザ)

→ メモリ16GB必須。→ 割とCPU/GPUも回す。

● Notion+Slack+ブラウザ多重

→ メモリ消費が激しい。→ 仕事でSlackとブラウザは確実に利用する。

● AI動画・アニメ生成ツール

→ やるかどうかは別れるかもだけど、興味があるならGPU性能を可能なかぎり強くしておきたい。→ 業務でやる可能性は低いが、Figmaもこのあたりの機能を出すのが確定しているので、興味で触って活用する未来はAIでハードルが下がっている

● 将来的な技術領域(3年目以降に開発もやる)

→ エディター・Docker・ローカルサーバーなどが増えて、メモリとSSD速度が重要になる

予測の結論

ざっくりいうとM1,M2のMacBook Airの8GBでは全然作業できるけど、少し不満が出る可能性があるモデル。可能ならメモリは16GB以上、チップはM3相当以上(M2Proチップなども可)だと安心です。

参考:カイクンM2 Air 8GBを使っていた時期もあります

僕も2024年に持ち運び用の軽いM2Air 12inch 8GBを購入して外作業で愛用していました。ただ少し作業のもっさり感を感じたのと、画面の小ささがネックで、M4 Max 24GBのMacBook Proに買い替えて作業PCを1つにしました。

(スペックは四年前に購入したM1 Max 32GBのスペックで全く問題がなくサクサク動いてくれたため、そのスペックに近いものに買い替えました)

このときそこまでAIをまだ回してない時期でも個人的な体験では”少しもっさりするなー”という感覚はありました。

要望別:この前提から考えるおすすめ Mac

🔶パターンA:予算20万円以内で最適解を狙う(現実的ベスト)

→ MacBook Air M3 / 16GB / 512GB

これは本当にちょうど良い。

  • CPU性能は M1/M2 より明確に上
  • メモリ16GBで AI生成+Figma+ブラウザを同時に回せる
  • SSD 512GBはAIやプロトタイプ、開発で超重要
  • 軽くて持ち運びがしやすい
  • 価格も20万円ギリ以内で収まることが多い

"Figma × AI × コーディング × ノートPC" のバランスとして最もコスパが良いモデル。

🔶パターンB:もう少し将来の負荷も見据える(最高の実務バランス)

→ 14インチ MacBook Pro M3 Pro / 16GB / 512GB

本当はこれが「理想」。

  • GPU性能がAirの2〜3倍
  • AI動画生成・AIアニメ生成の速度も安定
  • 冷却が強いので長時間の作業でも"性能が落ちない"(Proはファンが付いてる)
  • 将来的な開発作業(Docker / ローカルサーバー / 大規模プロジェクト)にも耐える
  • Figmaやブラウザの多重タブに強い

ただし、20万円は確実に超えるので

「予算優先ならAir M3 16GB」

「将来投資ならPro M3 Pro」

という選び方になります。

🔶パターンC:最安だけど購入費用抑える目的じゃないとおすすめしない

→ MacBook Air 8GB(M1/M2/M3)

これは学習用ならOKだけど、

  • AI生成
  • 複数アプリ同時作業
  • 開発領域
  • Figma+ブラウザ大量タブ

はもちろん動く。けど少し性能的に厳しくなりやすい。2年以内に買い替えになる可能性がある程度高めと予想。まずMacを持つならアリ、将来を考えるなら怖い選択肢と考えます。

3つパターンを出してみました!

新品で買うのもいいですし、買い替え前提ならメルカリの中古を狙っても良いでしょう。Mチップになってから電池持ちがかなりいいので状態悪いもの以外ならそこそこ使えるはずです

(4年間、高スペックのMacBook使っていたけど、あと2年ぐらい使えるイメージがありました)

結論

UI/UXデザインは「軽い作業」じゃなくて、Figma・AI生成・コード・ブラウザ・Notionなど"複数ツールを同時に動かす" ワークフローになります。

そして、今後のUIUXデザイナーはAIを使って作業することが当たり前になる ので、メモリ・CPU・GPUの余裕があるPCが必要です。その前提で、僕ならこう答えます

購入費用を出しつつ抑えるなら:MacBook Air M3 / 16GB / 512GB 以上のスペック

  • Figma、AI生成、コーディング、ブラウザ多重
  • 全部"現実的に快適"に動く
  • 軽くて持ち運びやすい
  • コスパが最強ライン

将来の負荷まで含めて最強にしたいなら:MacBook Pro M3 Pro / 16GB / 512GB

  • AI生成を常に使うならProのほうが安定
  • 動画・アニメ系AIでも強い
  • 3~5年使う前提なら最も安心
  • 冷却性能がデスクトップ級なので性能が落ちなら

あとは予算も含めて検討してみましょ〜〜!新品じゃなくてもメルカリの状態の良い中古、Macの**Mac整備済製品などを求めるといいとはおもいます💡**

コミュニティの#timesで「Macを購入したいけど、デザイナーの業務的にどういうスペックが必要なんだろ〜?」という投稿を見かけたのでガッツリまとめてみました🙋

予算や何年使うのか?によって変わるのですが、どう考えるとよいのかをまとめています。個人的にはMチップのMacなら何でも良いと思ってたんですが、自分でMacbook Airを使ってみて”ちょっと不満あるな...”という感想もまとめて書いてみました🙋

結論:性能はベンチマークで、AI時代のメモリは16GB以上

Mac選びの結論としては16GB以上のメモリを積んだM2以上のMacBook がおすすめです。

デザイナーの作業として、Figmaの他にAI時代はCursorやクリエイティブ系のアプリケーションなどを同時に開き、AIにタスクを複数お願いしながら本タスクを進めるようなワークフローが考えられます。

そうなる場合はメモリがないともっさりした挙動になるため中期で見た時に買い替えの検討にあがります。

この背景をPC選びで悩む方が見てもわかるように僕なりの考え方を以下のように展開していきたいと思います🙋

  1. PCのスペックは評判ではなくベンチマークで判断する
  2. AI時代のデザイナーのPC作業
  3. 料金とMacBook候補

パソコンの性能を判断するには?→ベンチマークで!

PC選びはブランドや評判などの定性評価で で決めるより ベンチマーク(性能の数値化) で比べたほうが正確です。

  • CPU:どれだけ複数タスクを高速に処理できるか
  • GPU:AI生成処理、画像・動画生成、プレビュー描画など
  • メモリ:同時に開けるアプリの量や、AI生成の安定性
  • SSD:プロジェクトの読み込み速度、重いアセットの扱い

UIUXデザインは "軽い" と思われがちですが、これからはUIだけ作るのではなく、コードベースでプロトタイピング、ドキュメント作成もAIと、など複数のアプリケーションを動かしながら自分の本タスクを実行するワークフローになっていきます。

例えばFigma × コーディング × AI生成 × ブラウザ × Notion の同時稼働になると、

一般的なノートPC(特にメモリ)では気になる点が出るのが早くなってしまう可能性があります

だからこそ、性能を数字で見るのが一番早いです。見かけではなくフリーザのようにスカウターでしっかり能力値を確認しましょう。(フ「ふふふ、私の戦闘力は53万です」)

ベンチマークについてはgeek benchというサイトで数値が確認できます。AIに調べてきて、と言えば大体正確な数値を拾ってきてくれるんじゃないでしょうか。

質問したメンバーのWindows機のベンチマーク(予想)

質問してくれたBONOメンバーのPCの数値をGPTに分析してもらいました。正確ではないでしょうがおおまかな指標とした持てます。

結果は以下です。

今の構成:

  • CPU:i5-12400 → PassMark 約 18,000
  • GPU:RTX 3060 Ti → ノート内蔵GPUより圧倒的に強い
  • メモリ:16GB

これは、

Figma・ブラウザ・VSCode・AI推論ツールなどの複数並行作業を"デスクトップとしては普通にこなせる" クラス。

冷却も充分にあるため、性能を長時間維持できるのがデスクトップの強みです。

Mac側でいうとどのレベルか?

  • CPU:i5-12400 はM1〜M2 Air 付近〜少し上
  • GPU:RTX 3060 Ti ≫≫ MacBook Air / Pro の内蔵GPU

UI/UXデザイナーが今後やる作業から必要スペックを考える

これからデザイナーはUI/UX業務×AIコード×ブラウザ多重タブ で仕事をすることが予想されます。すでにFigmaのデザインモードだけではなくFigmaMakeを触りながら仕事をしたり、Cursorなどのエディターでコードを使ってAI生成をしたりする現場も徐々に増えていますし、オーソドックスになるでしょう。

つまり、メイン作業はFigmaやドキュメント書いたりするその裏で、AIでUIパターンを出させるのをまわしていたり、並列で作業することが今よりも増えていくと予想されます。

このことを想定すると、M1/M2 Air の「8GB / 256GB」では、動かないわけではないですが動作に不満が出る可能性のあるスペックだと考えます。例えるならMacBook Air 8GBは"学習ならOK・実務だと不足になる可能性がある" という位置付け です。

AIを使ったデザイン・クリエイション作業を想定して、数年先でも問題なく稼働するMacを購入する、という前提に立つと、GPTといっしょに予測した必要スペックはこうなります。

※こんなにもりもり同時に作業しないとは思いますので一応最も稼働させたケースだと思ってください。

● Figmaでのデザイン

→ CPU・メモリ依存。最低でも 16GB

→ Chrome大量タブを開くため メモリ必須

● Figma Make・AI生成でUI生成

→ GPUとメモリは重要。Airの8GBだとかなり詰まる。

● AIコード生成(エディタ+ローカルブラウザ)

→ メモリ16GB必須。→ 割とCPU/GPUも回す。

● Notion+Slack+ブラウザ多重

→ メモリ消費が激しい。→ 仕事でSlackとブラウザは確実に利用する。

● AI動画・アニメ生成ツール

→ やるかどうかは別れるかもだけど、興味があるならGPU性能を可能なかぎり強くしておきたい。→ 業務でやる可能性は低いが、Figmaもこのあたりの機能を出すのが確定しているので、興味で触って活用する未来はAIでハードルが下がっている

● 将来的な技術領域(3年目以降に開発もやる)

→ エディター・Docker・ローカルサーバーなどが増えて、メモリとSSD速度が重要になる

予測の結論

ざっくりいうとM1,M2のMacBook Airの8GBでは全然作業できるけど、少し不満が出る可能性があるモデル。可能ならメモリは16GB以上、チップはM3相当以上(M2Proチップなども可)だと安心です。

参考:カイクンM2 Air 8GBを使っていた時期もあります

僕も2024年に持ち運び用の軽いM2Air 12inch 8GBを購入して外作業で愛用していました。ただ少し作業のもっさり感を感じたのと、画面の小ささがネックで、M4 Max 24GBのMacBook Proに買い替えて作業PCを1つにしました。

(スペックは四年前に購入したM1 Max 32GBのスペックで全く問題がなくサクサク動いてくれたため、そのスペックに近いものに買い替えました)

このときそこまでAIをまだ回してない時期でも個人的な体験では”少しもっさりするなー”という感覚はありました。

要望別:この前提から考えるおすすめ Mac

🔶パターンA:予算20万円以内で最適解を狙う(現実的ベスト)

→ MacBook Air M3 / 16GB / 512GB

これは本当にちょうど良い。

  • CPU性能は M1/M2 より明確に上
  • メモリ16GBで AI生成+Figma+ブラウザを同時に回せる
  • SSD 512GBはAIやプロトタイプ、開発で超重要
  • 軽くて持ち運びがしやすい
  • 価格も20万円ギリ以内で収まることが多い

"Figma × AI × コーディング × ノートPC" のバランスとして最もコスパが良いモデル。

🔶パターンB:もう少し将来の負荷も見据える(最高の実務バランス)

→ 14インチ MacBook Pro M3 Pro / 16GB / 512GB

本当はこれが「理想」。

  • GPU性能がAirの2〜3倍
  • AI動画生成・AIアニメ生成の速度も安定
  • 冷却が強いので長時間の作業でも"性能が落ちない"(Proはファンが付いてる)
  • 将来的な開発作業(Docker / ローカルサーバー / 大規模プロジェクト)にも耐える
  • Figmaやブラウザの多重タブに強い

ただし、20万円は確実に超えるので

「予算優先ならAir M3 16GB」

「将来投資ならPro M3 Pro」

という選び方になります。

🔶パターンC:最安だけど購入費用抑える目的じゃないとおすすめしない

→ MacBook Air 8GB(M1/M2/M3)

これは学習用ならOKだけど、

  • AI生成
  • 複数アプリ同時作業
  • 開発領域
  • Figma+ブラウザ大量タブ

はもちろん動く。けど少し性能的に厳しくなりやすい。2年以内に買い替えになる可能性がある程度高めと予想。まずMacを持つならアリ、将来を考えるなら怖い選択肢と考えます。

3つパターンを出してみました!

新品で買うのもいいですし、買い替え前提ならメルカリの中古を狙っても良いでしょう。Mチップになってから電池持ちがかなりいいので状態悪いもの以外ならそこそこ使えるはずです

(4年間、高スペックのMacBook使っていたけど、あと2年ぐらい使えるイメージがありました)

結論

UI/UXデザインは「軽い作業」じゃなくて、Figma・AI生成・コード・ブラウザ・Notionなど"複数ツールを同時に動かす" ワークフローになります。

そして、今後のUIUXデザイナーはAIを使って作業することが当たり前になる ので、メモリ・CPU・GPUの余裕があるPCが必要です。その前提で、僕ならこう答えます

購入費用を出しつつ抑えるなら:MacBook Air M3 / 16GB / 512GB 以上のスペック

  • Figma、AI生成、コーディング、ブラウザ多重
  • 全部"現実的に快適"に動く
  • 軽くて持ち運びやすい
  • コスパが最強ライン

将来の負荷まで含めて最強にしたいなら:MacBook Pro M3 Pro / 16GB / 512GB

  • AI生成を常に使うならProのほうが安定
  • 動画・アニメ系AIでも強い
  • 3~5年使う前提なら最も安心
  • 冷却性能がデスクトップ級なので性能が落ちなら

あとは予算も含めて検討してみましょ〜〜!新品じゃなくてもメルカリの状態の良い中古、Macの**Mac整備済製品などを求めるといいとはおもいます💡**

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