
ペルソナ中心のUIデザイン
プロトタイプを作ったあと、いきなり画面を眺めて「良さそう」「なんとなく違う」と判断すると、レビューが主観的になります。これではここまでの流れがぱぁーになっちゃいます。
このステップでは、プロトタイプをチェックする前に、「何を満たしていれば、このアイデア・デザインは良いと言えるのか」 という判断基準を準備します。
今回のプロセスでは、プロトタイプを作る前に「デザイン要件」として、すでに整理していますよね。
デザイン要件を使えば、セルフレビューの段階で新しく評価基準をゼロから作る必要はありません💡
👉プロトタイプを作るために整理した「デザイン要件」を、そのままチェックの判断基準として使うのです
特に、デザイン要件の中でも、「ユーザーがどのような流れで理想の状態に到達するのか」という体験の流れをレビューの軸として使います。
UIデザインは1枚の画面だけでユーザー体験を作っている割合はかなり低いです。つまり、複数の画面や情報、操作がつながることで、1つの体験が作られています。
そのため、
「この画面は分かりやすいか?」
と画面単位でチェックするだけでは不十分です。 1つの画面をチェックするにもその画面を必要とする「理想体験の文脈」が存在するはずです。
そこでセルフレビューでは、まず、
ユーザーがこのプロトタイプを使ったとき、想定した体験の流れを最後まで進めるか?
を確認します。
つまり、画面を見るのではなく、ユーザーの体験を最初から最後までシミュレーションする。 これを基本にして、UIをチェックします。
実際にチェックするときは、デザイン要件を「確認するための問い」に変換します。細かいチェックリストを大量に作る必要はありません。 まずは「体験の流れ」に沿ってプロトタイプを自分で歩きましょう🚶
という形で確認できれば十分です。UIの細かい部分ではなく、解決策や課題の正しさや具体性を確認するフェーズです。
このように、「想定した体験」→「その体験を実現できているか?」 という形でチェックしていきます。
判断基準が準備できたら、次は実際にプロトタイプを操作します。
そのときは、画面を一枚ずつ眺めるのではありません。
ユーザーがゴールへ向かう体験を、最初から最後までなぞります。
そして各ポイントで、
を確認していきます。
Step 2では、この
「体験をなぞりながら、理想とプロトタイプのギャップを見つける」
具体的な方法を扱います。