
ペルソナ中心のUIデザイン
Step2では、プロトタイプを触りながら、違和感や不明瞭なところ、良かったところ、新しいアイデアなど、たくさんの気づきを出しました。
最後は、それらを整理して、「次のサイクルでどこをもう一度考えるべきか」を決めよう。
ここで大切なのは、UIだけを直そうとしないことです。プロトタイプを触って分かったことによって、
など、ここまで考えてきたプロセスのどこにでも戻ってOKです👌
👉 プロトタイプはUIをチェックするためだけのものではなく、ここまで考えてきた仮説全体を確かめるためのものです。
最終的に「次はここを詰めよう」と、次のサイクルで取り組むテーマが決まればこのステップは完了です。
まずはStep2で残したメモを全部並べてみよう。違和感、不明点、良かったところ、新しいアイデア、改善の仮説など、この時点では良し悪しを判断せず、一度すべて見える状態にします。
次に、似ている気づきや、同じ原因から生まれていそうなものをグルーピングしよう。
例えば、
という気づきがあれば、これらは「ユーザーが選択肢を判断するための情報が足りていないのでは?」という一つの仮説としてまとめられそうです。
バラバラのメモを一つずつ直そうとするのではなく、「この気づきたちは、結局どんなことを教えてくれているんだろう?」と考えながらまとめよう。
グルーピングできたら、それぞれの仮説が、ここまでのプロセスのどこに関係しているのか整理しよう。
例えば、次の3つに分けて考えられます。
こうやって分けることで、「UIを少し直せばいい話なのか、それとももっと前の段階まで戻った方がいいのか」が見えやすくなります。
次に取り組む仮説は、基本的に上流にあるものから確認しよう。
例えば「比較画面が分かりにくい」という問題があっても、その原因が「そもそもユーザーが何を基準に選ぶのか分かっていない」のであれば、UIを直す前にユーザーの課題や理想体験をもう一度考えた方がいいですよね。
なので、基本的には次の順番で確認します。
① 課題・ゴール → ② 理想体験・アイデア → ③ UI・具体化
上流の前提が変われば、その下にある体験やUIも変わります。だから、まずは前提に関わる仮説から確認しよう💡
同じ段階の仮説が複数ある場合は、「これが曖昧なままだと先に進めないもの」から選ぶと分かりやすいです。
プロトタイプを見ると、どうしても「このボタンを変えよう」「情報を追加しよう」とUIの修正から考えたくなります。
でも、その違和感の原因がもっと前にある可能性もあります。
課題 → ゴール → 理想体験 → アイデア → 体験の流れ → UI
どこに戻ってもOKです。プロトタイプから得た気づきを使って、ここまで考えてきた内容そのものをアップデートしよう。
迷ったときは、まず一つ前の段階に戻って確認しよう。
UIに違和感があるなら体験の流れを見る。体験の流れがおかしいなら理想体験を見る。理想体験に自信がないなら、課題やゴールまで戻る。
👉 下流を直し続けるより、上流の仮説を見直した方が一気に解決することがあります。
Step2ではたくさん発散したので、全部を一度に解決する必要はありません。 仮説を整理したら、まずは上流にあるもの、つまり利用シーンがイメージできているか?そこからの課題や配慮は具体的か?理想状態と行動は具体的か?を考えましょう。
このままだと先に進めないものを選んで、次のサイクルで確かめる。 考える → 作る → 触る → 気づく → 仮説を整理する → また考える このサイクルを繰り返しながら、課題の捉え方からUIまで少しずつ解像度を高めていこう。