
ペルソナ中心のUIデザイン

現場で提案するとき、画面だけ見せて「なんでこうしたの?」に答えられないと通りません。通るのは、「誰のどんな課題に、なぜこの形なのか」を一続きで話せる提案です。
実は、その材料はSTEP1〜3ですでに全部揃っています。あとは選んで並べるだけ。それがこのセッションでやることです。
ここまでの一周を「デザイン検討ドキュメント」という1枚にまとめて、次のデザインへ進む準備をします。新しいUIを作る作業はありません。これが、このトレーニング最後のセッションです。
この2つが揃えば、このトレーニングは完走です。

このセッションで作るもののお手本。プロトタイプ画像はクリックで拡大できます
お題「BookShelfの投稿体験の提案」で言うと、この回で作るのは提案の締めくくり、検討のまとめにあたる部分です。「ユーザーと利用シナリオ → 課題 → 解決アイデアとプロトタイプ」と積み上げてきたものを、1枚の流れとして人に見せられる形に並べ直します。
新しく考え直す作業はありません。材料は、ここまでの3セッションで全部作ってあります。
自分のお題で進める人へ
仕事のプロジェクトや、ポートフォリオに載せたい制作を題材にした人は、この1枚がそのままチームへの共有やレビュー依頼の下書きになります。ただし、誰かに見せることは完走の条件ではありません。まずは自分が次のデザインへ進むための記録として作りましょう。
やることは2つです。
1. 学びを検討ドキュメントにまとめる(目安20〜30分)
STEP1〜3で作った材料の中から必要なものを選んで、1枚に並べます。新しく書き足す量は少なくて、ほとんどは「選んで整理する」時間です。
2. 完走を確認して、次の進め方を決める(目安10分)
完走チェックで手元に残ったものを確認し、この検討をどう続けるかを決めます。
全部で30分〜40分くらいを想定しています。じっくり作り込む回ではなくて、今の検討をサッと1枚に残す回です。
「UIがまだ完成していない」「うまくいかなかったことばかりで、まとめる材料がない気がする」という人も、そのまま進んで大丈夫です。この一周の目的は、良いUIを完成させることではなく、触って分かったことから次に考えることを見つけることでした。ここまで来ていれば、まとめる材料は揃っています。
まとめ方に迷ったら、途中のままコミュニティで相談してください。できてから聞く必要はないです。
では、一周をまとめていきましょう。